『コッコとのこと』レビュー|久しぶりに泣いた、やさしい家族の物語


三田六十先生の『コッコとのこと』を読みました。

正直、「ニワトリの擬人化BL」って聞いて、最初は少し抵抗がありました。

「どんなお話なんだろう…?」って半信半疑だったけど、もう夢中で読んじゃいました😊

かわいさと切なさ、それから家族のあたたかさもぎゅっと詰まっていて、読み終わったあとほっこりする作品でした。


登場人物紹介

【受け:コッコ】
自分のことを雌鶏だと思い込んでいる雄鶏🐦
「卵を産みたい」という夢を大切にしながら暮らしています。
純粋でまっすぐな性格がとても愛おしいです。

【攻め:オット】
立派な鶏冠を持つ雄鶏🐦
最初は少しクセのある性格ですが、コッコと過ごすうちに少しずつ変わっていきます。

コッコがとにかく愛おしい♡

コッコの「〜ですぅ」って話し方、それだけでもうかわいさ伝わってきます。

世間のことをあまり知らず、自分の夢だけを信じてまっすぐ生きる姿が本当に愛おしいんです。

かわいいだけじゃなく、どこか切なくて…「このままじゃ傷つくんじゃないか」って心配になったり。

読んでいて「幸せになってほしい」と何度も思いました。

不器用だけど一生懸命な子を見てると、いつの間にか応援したくなっちゃいます。

オットの変化にじわじわ心を動かされる

最初のオットは、正直あまり好きになれませんでした(笑)

でもコッコと過ごす時間の中で、少しずつ変わっていく姿がすごく自然で。

派手な展開じゃないのに、気持ちの変化がしっかり伝わってきて、胸に残るんです。

コッコのまっすぐな優しさに触れて、表情とか言葉がちょっとずつ変わっていくのを見てると、「人って変われるんだなぁ」って思いました。

後半、家族を守ろうとするパパの顔になったオットには、ちょっとうるっときちゃいました。

読み終わる頃には、最初の印象とはもう全然違って見えていました。

卵のエピソードで涙…

詳しくはネタバレになるので、ぜひ読んで確かめてみてください!

でも、卵をめぐるある出来事では本当に心を動かされました😢

コッコの夢。

オットの選択。

ふたりが積み重ねてきた時間。

全部が胸に響いて、BLで泣いたのは久しぶりだったかもしれません。

しんどい場面もありますが、読み終わったあとはとても穏やかな気持ちになります。

コッコとオット、そしてアリちゃん。

この家族が幸せになってくれて、本当に良かった。読み終わったあと、そう思える一冊でした。


[こんな人におすすめ!]
擬人化BLが好き
家族のお話が好き
切なさも含めて楽しみたい
幸せな気持ちになりたい
1冊完結の作品を探している


📚 はぁなの本棚メモ

⭐ おすすめ度:★★★★★
😊 読みやすさ:★★★★★
💕 甘さ:★★★★☆
😭 切なさ:★★★★★
🔰 BL初心者さん:★★★★☆

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